講師として誇りを持てる協会へ──IMD講師会員制度スタートの背景
- 東城真利子
- 6月13日
- 読了時間: 2分
このたび、私たちは新たに「講師会員制度」を導入することとなりました。それはただ制度を整えるという目的ではなく、「講師として誇りをもって活動できる協会でありたい」という想いから始まっています。

◆ 従来のハンドメイド業界の課題
ハンドメイドの資格は、誰でも比較的気軽に取得でき、開講も可能です。しかしその反面、講師の技術や指導の質にはばらつきがあり、学ぶ人によっては、本来得られるはずの楽しさや達成感を得られずに終わってしまう…という声も少なくありませんでした。
また、SNSが主流となった今、「見せ方が上手な人=実力がある人」と見なされてしまう現実もあります。でも、実際にはそれだけで測れないものがあるはずです。
◆ 大切なのは「技術」+「思い」
IMD協会が大切にしたいのは、ただ資格をとって教えるだけではなく、
受講生の「お気に入り」を形にするお手伝いができること
学びを楽しみながら、自信を育てるような指導ができること
こうした講師の在り方です。
残念ながら、中にはただの金儲け目的で活動する人もいます。ですが、本当に心からものづくりを愛し、受講生と向き合っている講師を、私たちは守りたい・応援したいと思っています。そしてそれは、これから学ぶ人が「安心して講師を選べる環境」にもつながります。
◆ だからこそ、講師会員制度を導入しました
今後、コース開講を希望する方は「講師会員登録(年会費制)」が必須となります。協会のブランドを掲げて活動していただく以上、一定の技術や理解をもって活動していただくことが、信頼と質の維持につながると考えています。
◆ 登録は「面談制」──一人ひとりにしっかり向き合います
登録にあたっては、必ず面談を行っています。技術の確認だけでなく、講師としての思いや指導の姿勢も大切にしています。
実際に面談を受けた方からは、こんな声も届いています。
「入社試験のように緊張していましたが、講師のお二人が優しく頷いて話を聞いてくださり、アールポーセの素晴らしさや、指導するうえで大切なことを改めて感じました。誤って理解していた点もあり、的確なアドバイスをもらえて感謝しています。」
IMD協会は、これからも「技術」と「思い」の両方を持った講師を育て、支える場でありたいと考えています。
講師として活動する皆さまが、誇りを持って歩める環境づくりを、これからも続けてまいります。 講師会員年会費導入と今後の制度変更についてはこちら
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