ポーセラーツ・アールポーセ・ポーセリンアートの違いを徹底解説!登録商標と学び方のちがいを知って、あなたに合う磁器アートを選ぼう。
- 東城真利子
- 2024年3月2日
- 読了時間: 3分
更新日:11月4日
IMD代表の東城真利子です。ポーセラーツ? アールポーセ? ポーセリンアート?
似た言葉が多くて分かりにくいですよね。
この記事では、磁器アートの世界でよく聞かれる3つの言葉の違いを、実際に教室運営をしてきた立場から分かりやすく解説します。

ポーセリンアートとは?
“Porcelain”=磁器、 “Art”=芸術。
つまり 「磁器にアートを施すこと」 の総称です。 海外ではあまり使われませんが、日本では「磁器アート=ポーセリンアート」として広く通じる言葉です。海外では “China Painting” や “Ceramic Decoration” と呼ばれることもあり、 「Porcelain Art」は日本で生まれた造語です。
日本では、磁器に絵付けや転写を施すすべてのアートをこう呼びます。
ポーセラーツとは?
【Porcelarts(ポーセラーツ)】は、株式会社日本ヴォーグ社の登録商標です。ヴォーグ社の白磁・転写紙を使い、「ポーセラーツ作品」として発表・販売が認められています。
そのため、
他社製の転写紙や白磁を使った場合は「ポーセラーツ」とは表記できない
教室を名乗るにはポーセラーツの資格が必要
というルールがあります。磁器アートの歴史をつくってきたブランドであり、日本ではポーセリンアートの代名詞的存在です。
アールポーセとは?
【Artporce(アールポーセ)】は、一般社団法人国際メゾンディレクトゥール協会(IMD協会)の登録商標です。
「転写 × 絵付け」の融合により、より自由に表現できるのが特徴。白磁・転写紙のメーカーに制限がなく、どんな素材でも“アールポーセ作品”として発表できます。
資格制度もあり、1日4時間で学べるベーシック講座からステップアップできるのが魅力。「ポーセリンアートをもっと手軽に・自分らしく楽しみたい」方にも選ばれています。 また、自由で国際的なポーセリンアートを目指しています。
👉 英語表記例: Artporce® – A Modern Japanese Porcelain Art
developed by the International Maison Directeur Association (IMD)
項目 | ポーセラーツ | アールポーセ | ポーセリンアート |
登録商標 | 日本ヴォーグ社 | 国際メゾンディレクトゥール協会(IMD) | 一般用語 |
素材の制限 | ヴォーグ社製品に限定 | 制限なし(自由) | 制限なし |
資格制度 | あり(ヴォーグ社) | あり(IMD協会) | 特になし |
特徴 | 歴史と知名度が高い | 絵付けと転写の融合、自由な表現 | 広義の磁器アート全般 |
表記の自由度 | 制限あり | 制限なし | 制限なし |
さいごに
どの名称も「磁器にアートを施す」点では共通しています。大切なのは、あなたがどんな世界観を表現したいか。
アールポーセでは、「お気に入りを、形に。お気に入りを、仕事に。お気に入りを、もっと暮らしの中に。」という理念のもと、誰でも自分の感性を作品にできる仕組みを整えています。
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IMD(国際メゾンディレクトゥール協会)は、
お気に入りを、形に。お気に入りを、仕事に。お気に入りを、もっと暮らしの中に。
という理念のもと、 日本のクラフト文化を世界に発信しています。
アールポーセに関するお問い合わせはアールポーセLINEから





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